むくみと肝臓病の症状

肝臓病の症状が悪化した場合は、身体にはっきりと判るむくみが出てきます。

このように外から見て直ぐに判るような症状に至った時には、すでに肝臓病が相当進行している状態なのです。

肝臓は、黙々と働いて様々な機能を果たしてくれますが、「沈黙の臓器」と言われるほど、病気の際に自覚症状が出にくいという特徴を持ちます。

明らかに、どこかおかしい、そう気づいたときには手遅れだった、そんケースが良く見られます。

■肝機能が悪化すると

肝臓病の典型的な進行段階を示すものとしては、慢性肝炎の進行による肝細胞の硬化が肝硬変を招くというケースを挙げることが出来ます。

肝臓は強い生命力を持っていて、大部分を切除されても自力で再生できるほどです。

しかし、破壊と再生を幾度も繰り返した場合は、再生力にも限界が来て自滅します。

そのような状態は絶対避けなければならないので、日ごろから肝臓に負担をかけている人は警戒が必要です。

一旦、肝硬変になると、肝細胞が完全に硬化して死滅してしまうので細胞がよみがえることはありません。

肝臓が本来の機能が果たせなくなると、有毒物質を解毒する力がなくなります。

これによって、様々な合併症を引き起こしたり、最終的には全身が死に至ることになります。

肝硬変を回復する病気だと思っているなら、それは間違いだと考えたほうが良いでしょう。

何かの方法で肝臓を丈夫にすれば完治するようなものではなく、肝臓移植以外に道はありません。

それ以外は、どんな治療法を選んでも進行を遅らせる効果しかないのです。

肝硬変の原因としてはウイルス性が一番多く、そのの次に来るのがアルコール性であるとされています。

むくみはお酒と深く関わっていますが、さらに、そのむくみと肝臓病が密接に関係することも良く覚えておいて欲しいものです。

■腹水の症状

肝臓病の症状で顕著なのは、腹水と呼ばれる、お腹にふくらみが出た状態です。

肝臓病が、かなり進行した人のお腹は、パンパンに膨らんでいる時があります。

妊娠しているように見える肝臓病の症例写真を見た人も、中には居るかもしれません。

肝機能の低下は、水分をはじめとして、体内にある色々な物質を代謝しない状況を招きます。

それに加えて、分解した栄養を全身に運ぶこともできなくなり、体全体の状態が悪化の一途を辿ります。

腹水以外には、黄疸、男性でも乳房が張る、皮下出血、爪が白くなる、このような症状が出ます。

しかし、これらの症状がハッキリ出た時は、すでに肝機能がひどく低下していることを示しています。

疲れやすい、むくみやすくなったと感じた時には、それが軽い症状であっても、肝機能の検診を受けておく方が無難です。
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